革シートの車内清掃|白い革・変色・穴あきで変わるのは「色」ではありません

革のシートが汚れた。布のシートと同じように洗ってもらえるのだろうか。穴の開いたシートはどうなるのか。そもそも断られないだろうか。

結論から書きます。革のシートも清掃できます。そして白い革でも黒い革でも、穴が開いていても開いていなくても、作業そのものは変わりません。料金も変わりません。

変わるのは別のところです。すでにひび割れ・剥がれ・変色があるシートでは、清掃によってそれが悪化する可能性があります。

つまり結果を分けるのは「色」や「穴」ではなく、いまのシートの状態です。この記事は、その見分け方を中心に書きます。電話でお問い合わせをいただくときにも、同じ順番でお伺いしています。

電話で実際に聞かれている3つ

当社への問い合わせで、革シートについて繰り返し聞かれることは3つに集まります。どれも「できますか」という形で始まりますが、答えの性質が違います。

1. 白い革のシートは、清掃できれいになるのか

白いシートは、汚れが付いたときに見てすぐ分かります。黒いシートなら気づかない程度のものも、白では目に入ります。そのぶん「どこまで戻るのか」を先に知りたくなる質問です。

2. 革シートが変色してしまった

すでに色が変わっている状態での相談です。これは「汚れを落とす」話とは別の問題を含んでいます。落とす対象が、表面に乗っているものなのか、素材そのものなのかが違います。

3. パンチング(穴あき)のシートに汚れが入った

穴に入ったものは、表面を拭いても取れません。どれだけ丁寧に拭いても、拭いているのは穴の縁だけです。そしてパンチングシートにはシートヒーターが付いていることも多く、水を使ってよいのかという心配がセットになります。

この記事では、この3つに順番に答えます。先に言っておくと、答えが「できます」で済むのは3番目だけです。1番目と2番目は、シートの状態によって答えが変わります。

作業の中身は、布のシートと同じ道具です

まず、何をするのかを書きます。

リンサークリーナーという機材を使います。洗浄液を噴きながら、同じ機材で汚れを吸い上げる道具です。布のシートを洗うときと同じ機材を、革のシートにも使います。

  • 洗浄液を入れる
  • 汚れを浮かせる
  • 同じ機材で吸い出す

拭き取りではありません。入れて、浮かせて、吸い出す作業です。表面を往復させて汚れを移し取るのではなく、液体ごと回収します。

そして革のシートでは、最後に革専用のクリーナーで仕上げます。ここが布との違いです。吸い出しただけで終わりにはしません。

洗うのは布と同じ機材、仕上げだけ革専用。この組み合わせが、当社の革シートの作業です。

なぜ吸い出す必要があるのか

表面を拭くだけなら、ご自分でもできます。業者に頼む意味があるのは、拭いても届かないところに汚れが残っているときです。

シートは、座面の下にクッション材が入った構造になっています。こぼれた液体は表面にとどまりません。表面を拭いたのに数日後に臭いが出てくるのは、このためです。上に乗っていたものは拭き取れていて、下に入ったものが残っています。

どこまで届かないのかについては、別の記事に書いています。

→ 車のシートは外して掃除するのか|外さないと届かない4つの場所

穴があるかないかで、作業は変わりません

パンチングレザーの相談で、いちばん多い誤解がここです。穴があるぶん手間がかかる、特殊な作業になる、だから断られるのではないか、という前提で聞かれます。

穴あき(パンチング)と穴なしで、当社の作業内容は変わりません。どちらもリンサークリーナーで吸い出し、革専用クリーナーで仕上げます。

穴があるから特殊な作業になる、穴があるぶん料金が上がる、ということはありません。

穴に入った汚れはどうなるか

穴に入った汚れは、リンサークリーナーで吸い出します。表面から拭き取る方法では、穴の中のものは取れません。

これは、おもらしや尿の相談でも同じことを書いています。穴の中に入ったものは、表面を何度拭いても減りません。吸い出す作業に切り替える必要があります。

→ 車のシートにおもらしした時の対処|尿の臭いが後から強くなる理由

穴の数や大きさで変わることはあるか

当社の作業としては変わりません。穴が細かいシートも、穴が大きめのシートも、同じ手順です。

ここで当社が注意していることがあります。「穴が開いているから、液体は中まで入っているはずだ」というのは、見た目から導いた推測です。

穴が開いていることは、見れば分かります。その先の「だから中でこうなっている」「だから拭いても出てこない」は、開けて確かめるまでは分かりません。確かめていないことを、説明として断定しないようにしています。

だから作業の側で揃えています。中がどうなっているかを推測して方法を決めるのではなく、入れて浮かせて吸い出す、という手順に統一しています。

液体はどこまで入るのか

これも電話で聞かれます。革は水を通さないのではないか、という前提の質問です。

当社の扱いでは、革シートに入る液体の深さの目安は、布のシートと同じです。革だから入らない、革だから浅くて済む、という分け方はしていません。

そしてリンサークリーナーで吸い出せるのは、表面からおよそ5cmの範囲です。これは機材の仕様です。革でも布でも同じ数字になります。

この数字の使い方

5cmより深くまで染みているなら、吸い出す作業だけでは届きません。

その場合に出てくるのが、シートを外す作業です。当社ではシート脱着を1脚あたり11,000円(税込)でお受けしています。座面を車体から外して、裏側から作業できる状態にします。

ただし、最初からこれが必要になるわけではありません。多くの場合、吸い出す範囲で収まります。深さの話が出てくるのは、次のようなときです。

  • こぼしてから長い時間が経っている
  • 量が多かった
  • 一度乾いて、また臭いが出てきている
  • 拭いた直後は消えて、翌日また出てくる

最後の2つは、下に残っているものが乾いて濃くなっている場合に起きます。表面だけが乾いて、中はまだ湿っている状態です。

シートヒーター付きのシートも洗えます

パンチングレザーの相談では、シートヒーターの心配がほぼ必ず付いてきます。穴から水が入って、ヒーターが壊れるのではないかという質問です。

シートヒーターが付いているシートも、洗浄できます。水を使うから無理、ということはありません。

この点は、当社で確認済みの事項としてお答えしています。「たぶん大丈夫だと思います」という回答ではありません。

電装品で気をつけるもの

シート本体とは別に、取り外せる車載品は、作業の前にお客様の手元に置いていただく形がきれいです。

  • ドライブレコーダーの本体やメモリーカード
  • ETCカード
  • ダッシュボードや小物入れに置いているもの
  • 充電ケーブルや、座席に挟まっている小物

これは革シートに限った話ではありません。どの車でも同じお願いをしています。作業前に車内から出しておくものを決めておくと、当日の時間が短くなります。シートの隙間に落ちた小物は、作業中に見つかることもあります。

★ ひび割れ・剥がれ・変色があるときは、悪化する可能性があります

ここがこの記事でいちばん大事なところです。

すでにひび割れ・剥がれ・変色があるシートは、清掃できます。ただし、それが悪化する可能性があります。

当社ではこれを、作業を受ける前にお伝えしています。聞かれなければ言わない、という扱いにはしていません。

なぜ先に伝えるのか

清掃の目的は、汚れを落とすことです。傷みを直すことではありません。この2つは、同じ作業では扱えません。

ひび割れた部分や剥がれかけた部分は、汚れが落ちても元の面には戻りません。そして作業の過程で、剥がれかけていたところがさらに剥がれることがあります。

「きれいになります」とだけ言って作業を始めると、終わったあとに話が合わなくなります。汚れは落ちているのに、お客様が見ているのは剥がれた場所です。だから、始める前に言います。

作業をお断りするわけではありません

傷みがあるから受けない、ということではありません。

汚れは落とせます。「汚れは落ちるが、傷んでいる部分はそのままで、場合によっては広がる」という前提に、お互いが合意してから始める、という形です。

実際にご相談の多いのは、年数の経った車です。その車で汚れが付いてしまったので清掃したい、というご依頼になります。傷みを理由にお断りしていたら、ご依頼の多くが受けられません。

まず、自分のシートがどの状態かを見分ける

ここまでをまとめると、判断は「色」や「穴」ではなく傷みの有無で決まります。

これは、ご依頼の前にご自分で確認できます。明るいところで、座面と背もたれを順番に見てください。日が差している場所か、室内灯を点けた状態がよく見えます。

1. 表面を指でなぞる

引っかかりがなく、つるりとしているかを見ます。

細かい線のようなものが入っていても、指が引っかからなければ、表面の皺の範囲です。革のシートには、使っているうちに皺が出ます。指が引っかかる、めくれる感触があるなら、ひび割れか剥がれが始まっています。

2. 座面の縁と、シートの角を見る

傷みは、面の真ん中より先に縁と角に出ます。乗り降りで擦れる場所です。

運転席の右側の縁と、座面の前の角は、特に見てください。体重がかかりながら擦れる場所なので、ここだけ先に傷んでいることがあります。

3. 色を、他の席と比べる

1席だけで見ると、変色しているかどうかは分かりません。記憶の中の「買ったときの色」と比べても、判断がつきません。

後席と比べる、助手席と比べる。同じ車の中で色が違っていれば、それは汚れか変色です。どちらなのかは、次の確認で分けます。

4. 濡らした布で、目立たない場所を軽く押さえる

強く擦らないでください。固く絞った布を、軽く押さえるだけです。

布に汚れが移るなら、落とせる汚れが乗っています。何も移らず、色の差が残るなら、汚れではない可能性があります。

この4つを見ておくと、お問い合わせのときに伝えられる情報がそろいます。

白いシートで起きていることは、3つに分かれます

「白い革がきれいにならないか」という相談では、まず起きていることを分けます。見た目が同じように見えても、中身が3つあります。

1. 汚れが乗っている

皮脂、手の汚れ、食べ物、飲み物。表面に乗っているものです。

これは清掃で落とす対象です。白いシートは汚れが見えやすいので、落ちたときの変化も分かりやすい側になります。

2. 他のものから色が移っている

デニム、カバン、紙袋、新聞紙。接していたものの色が移っている状態です。

白いシートでの相談では、これが混ざっていることがあります。汚れとは別のもので、落ち方も違います。後席の座面に四角い跡が付いている、という形で出ることがあります。

3. 変色している

素材そのものの色が変わっている状態です。

これは汚れを落とす作業では戻りません。そして、変色がある状態での清掃は、先に書いたとおり悪化する可能性があります。

この3つは、電話では分けられません

当社でも、お電話だけでどれなのかは判定できません。写真をお送りいただいても、写真で分かるのは「色が違う」ところまでです。

だから「白い革はきれいになりますか」というご質問には、「清掃はできます。ただし変色している部分は戻りません」という形でお答えしています。できるとも、できないとも言い切らない形です。

先ほどの「濡らした布で軽く押さえる」が、ご自分でできる見分け方になります。布に何も移らないなら、1番ではない可能性が高くなります。

革シートの汚れは、縫い目と境目に集まります

汚れの場所にも、偏りがあります。

座面と背もたれの境目

座ったときに、いちばん低くなる場所です。こぼれたものは、ここへ流れます。拭くときには手が入りにくく、見えにくい場所でもあります。

縫い目の溝

縫い目は、面よりわずかに低くなっています。液体はそこを通って広がります。拭いたあとに線状の跡が残るのは、縫い目に沿って残っているためです。

パイピング(縁の立ち上がり)

座面の外周に付いている、細い立ち上がりの部分です。ここに沿って汚れが溜まります。

シートベルトの受け口のまわり

座面の横にある、金具が差し込まれる部分です。嘔吐やこぼしの相談では、ここに入っていることがよくあります。狭くて、拭くことができません。

これらはどれも、表面を拭く方法では届かない場所です。吸い出す作業に意味があるのは、ここが対象になるからです。

自分でできる範囲

業者に出す前に、ご自分でできることがあります。出し惜しみせず書きます。

やること

1. 乾いた状態で、まずほこりを取る

掃除機で、縫い目と座面の境目を吸います。濡らす前に取るのが順番です。砂やほこりが乗ったまま濡らして拭くと、それを面の上で引きずることになります。

2. 固く絞った布で、面を拭く

水だけで構いません。びしょ濡れの布は使わないでください。縫い目から中へ水が入ります。入ったものは、拭いて出すことができません。

3. 拭いたあと、乾いた布で水気を取る

濡れたままにしません。拭く・取る、で1セットです。水気を残すと、その部分だけ乾き方が変わります。

やらないこと

  • 強く擦る(汚れが落ちる前に表面が傷みます)
  • 熱いお湯を使う
  • 台所用の洗剤や漂白剤を使う
  • ブラシでこする
  • 同じ場所を何度も往復させる

シート全般の洗剤の選び方は、別の記事にまとめています。

→ 車のシートの汚れの落とし方|汚れの種類で変わる洗剤の選び方

市販の革用クリーナーを使うときに見ること

市販品を使うかどうかは、お客様の判断です。使う場合に、見ていただきたい点だけ書きます。

1. 目立たない場所で試してから、全体に使う

シートの裏側や、座面の奥など、見えにくい場所で先に試してください。

全体に塗ってから色が変わっても、戻せません。順番を逆にしないことです。これが、いちばん効く一点です。

2. 商品の説明書きどおりの量で使う

多く塗れば落ちる、という使い方にしないでください。残った分は、面の上に留まります。

3. ひび割れ・剥がれがある部分には使わない

傷んでいる部分は、市販品でも悪化する可能性があります。これは、当社の作業で先にお伝えしている内容と同じ理由です。

4. 1回で落ちなかったものを、繰り返さない

同じ方法を3回繰り返しても、結果はあまり変わりません。変わるのは、シートへの負担です。

落ちなかったとき、それが何を意味するか

ご自分で拭いて落ちなかった。この結果は、無駄ではありません。情報になります。

表面を拭いて変わらなかったのであれば、「表面には乗っていなかった」ということになります。

残っている可能性は2つです。

可能性次に検討すること
表面より内側に入っている吸い出す作業(リンサークリーナー)
汚れではなく変色・色移りだった清掃では戻らない。傷みの有無を確認する

どちらなのかで、次にやることが変わります。「もう一度強く拭く」は、どちらの場合にも効きません。

ご自分で試したことは、業者に伝える情報としても使えます。何をやって変わらなかったかが分かると、作業の見当がつきます。同じことを当社がもう一度やる必要がなくなるためです。

中古で買った車の革シート

革シートの相談では、中古車を買った直後のご依頼も多くあります。前の所有者がどう使っていたかが分からない状態です。

このとき、見ていただきたいのは2つです。

1. 傷みが、使用によるものか

縁と角に出ているなら、乗り降りによる擦れです。面の真ん中に細かいひびが入っているなら、傷みの出方が違います。

2. 販売店で何をしたか分かるか

納車前に清掃が入っていることがあります。何を使ったかが分かるなら、それも情報になります。分からなければ、分からないままで構いません。当社では、推測で決めつけずに、実際の状態から判断します。

中古車のにおいでエアコンが関係している場合は、別の記事に書いています。

→ 中古車のエアコン臭・カビ臭の原因|保証で直るか、自分でできる対処

料金は、素材では変わりません

革シートの相談で、料金を心配される方が多いので先に書きます。

革だから高くなる、という料金設定はありません。料金は車種の区分で決まります。

区分車内全体の清掃
軽自動車25,000円(税込)
普通車30,000円(税込)
大型車(4tまで)35,000円(税込)

区分は乗車定員で決まります。5人乗りまでが軽自動車・普通車、6人乗り以上が大型車です。5人乗りのSUV(ハリアー・RAV4・CX-5 など)は普通車です。ボディの大きさではなく座席の数で見ます。

オプションは、必要な場合だけ追加になります。

オプション料金
シート脱着11,000円(税込)/脚
オゾン消臭12,000円(税込)
天井清掃10,000円(税込)

交通費は込みです。別で請求することはありません。

シート1脚だけの部分清掃は22,000円(税込)です。2脚以上になる場合は、車内全体の清掃をご案内しています。1脚ずつ足していくより、そのほうが収まります。

料金の考え方は、別の記事に書いています。

→ 車のシート清掃の料金の決まり方|自分で洗う場合との比べ方

作業の時間と、乗れるまでの時間は別です

革シートでも、ここは布のシートと同じです。

作業時間は約1〜3時間です。部分清掃なら約1時間、車内全体で約3時間を見ていただいています。

そして、作業が終わった時点でシートは湿っています。水を使って洗い、吸い出す作業なので、乾いた状態でお返しすることはできません。

リンサークリーナーで脱水してからお返ししますが、乾燥に1日から必要です。

当日に乗れるか

乗ること自体はできます。ただし湿った状態です。

翌日に使う予定があるなら、作業日を1日前に取っておくほうが確実です。窓を開けておける環境があれば、乾きは早くなります。これはお願いで、条件ではありません。

時間と乾燥については、1本の記事にまとめています。

→ 車内清掃にかかる時間|作業は1〜3時間、乗れるまでは1日から

立ち会いは、最初と最後だけで構いません

作業中、ずっとそばにいていただく必要はありません。

最初と最後にお立ち会いいただければ十分です。最初に状態を一緒に見て、最後に仕上がりを見ていただく形です。

ご不在での作業もお受けしています。その場合は、鍵の受け渡し方法とお支払い方法だけ、先に決めておきます。

革シートの場合、最初に一緒に見ていただくことに意味があります。ひび割れ・剥がれ・変色の場所を、作業前に双方で確認できます。あとから「ここは元からだったか」を話すことにならずに済みます。

依頼するときに伝えること

電話やメールで、次のことを伝えていただけると早く進みます。

1. 革か合皮か分からなくて構いません

見分けをお客様につけていただく必要はありません。作業も料金も、そこで変わらないためです。「革のようなシート」で伝わります。

2. 何が付いたか

飲み物、食べ物、ペット、嘔吐、おもらし。内容で作業の判断が変わります。

3. いつ付いたか

当日か、数日前か、数か月前か。時間の経過で、必要な作業が変わります。

4. 自分で何をやったか

拭いただけか、市販品を使ったか、お湯を使ったか。これは隠さずお伝えください。判断の材料になります。

5. ひび割れ・剥がれ・変色があるか

見てすぐ分かる範囲で構いません。先ほどの4つの確認で見つかったものを伝えていただければ十分です。

写真があると早いもの

  • 汚れた場所の全体
  • 汚れの近くを寄りで1枚
  • ひび割れ・剥がれ・変色が見つかった場所

写真で色の判定まではできませんが、場所と範囲は分かります。

ふだんの手入れで効くこと

清掃のあと、状態を長く保つための話です。

1. 乗り降りで擦れる場所を、ときどき拭く

座面の縁と角です。傷みはここから出ます。面の真ん中より、縁を見てください。

2. 濡れたものを置いたままにしない

濡れた傘、濡れたタオル、濡れた上着。置いたままにしないことです。

3. 色の移りやすいものを直接置かない

デニム、紙袋、新聞紙。白いシートでは、ここが効きます。

4. 飲み物を置いたまま車を離れない

こぼれたときの処理が、時間の経過で変わります。こぼした直後の対処は、こちらの記事に書いています。

→ 車のシートに飲み物をこぼしたときの対処法|拭いても臭いが残る理由

クルピカ24の場合

当社は出張専門で、お客様のところへ伺って作業します。

革シートについて、当社がお答えしていることをまとめます。

ご質問お答え
革シートも清掃できるかできます
穴あき(パンチング)と穴なしで作業は変わるか変わりません
シートヒーター付きでも洗えるか洗えます
革だと料金は上がるか上がりません(車種の区分で決まります)
白い革はきれいになるか清掃はできます。変色している部分は戻りません
ひび割れ・剥がれ・変色がある清掃はできますが、悪化する可能性があります(先にお伝えします)

仕上げは革専用のクリーナーで行います。

→ クルピカ24に相談する

よくある質問

Q. 革のシートも、布のシートと同じように洗えますか。

洗えます。リンサークリーナーで汚れを吸い出す作業は、布のシートと同じです。革シートでは、最後に革専用のクリーナーで仕上げます。

Q. パンチングレザーだと、断られませんか。

お受けしています。穴あきと穴なしで作業は変わりません。穴に入った汚れは、リンサークリーナーで吸い出します。

Q. 穴があると、料金が上がりますか。

上がりません。料金は車種の区分で決まり、シートの素材や形では変わりません。

Q. シートヒーターが付いていますが、水を使って大丈夫ですか。

洗浄できます。シートヒーター付きのシートについては、当社で確認済みの内容としてお答えしています。

Q. 白い革のシートですが、どこまできれいになりますか。

表面に乗っている汚れは、落とす対象です。ただし、素材そのものが変色している部分は、清掃では戻りません。どちらなのかは、実際に見てからのご案内になります。

Q. 変色しているのですが、頼めますか。

清掃自体はお受けできます。ただし、すでに変色している部分は、作業で悪化する可能性があります。作業前に必ずお伝えします。

Q. ひび割れがあります。断られますか。

お断りはしていません。汚れは落とせます。ただし、ひび割れている部分が広がる可能性があることを、先にご案内します。

Q. 剥がれかけている場所があります。直りますか。

清掃は汚れを落とす作業で、傷みを直す作業ではありません。剥がれは元に戻りません。作業中に広がる可能性もあります。

Q. 液体はどこまで染みているのでしょうか。

当社では、革も布と同じ目安で扱っています。リンサークリーナーで吸い出せるのは、表面からおよそ5cmの範囲です。それより深いときは、シートを外す作業が必要になることがあります。

Q. 革か合皮か、自分では分かりません。

お客様に見分けていただく必要はありません。作業も料金も、そこでは変わりません。

Q. 市販の革用クリーナーを使ってしまいました。

何を使ったかをお伝えください。隠されるより、分かっているほうが作業の判断がつきます。

Q. 自分で拭いたのに落ちません。

表面を拭いて変わらなかったのであれば、表面には乗っていなかったということです。内側に入っているか、汚れではなく変色・色移りだった可能性があります。同じ方法を繰り返しても、結果は変わりません。

Q. 作業にどのくらいかかりますか。

約1〜3時間です。部分清掃なら約1時間、車内全体で約3時間を見ていただいています。

Q. 作業のあと、すぐ乗れますか。

乗ること自体はできますが、湿った状態でのお返しになります。乾燥に1日から必要です。

Q. 1脚だけ頼めますか。

シート1脚の部分清掃は22,000円(税込)です。2脚以上になる場合は、車内全体の清掃をご案内しています。

Q. 作業中、ずっといなければいけませんか。

最初と最後だけで構いません。ご不在での作業もお受けしています。その場合は、鍵の受け渡しとお支払い方法を先に決めます。

Q. 中古で買った車で、前の所有者が何をしたか分かりません。

分からないままで構いません。当社では、推測ではなく実際の状態から判断します。分かることがあれば、お伝えいただければ参考にします。

まとめ

  • 革のシートも清掃できます。リンサークリーナーで吸い出し、革専用のクリーナーで仕上げます
  • 穴あき(パンチング)と穴なしで、作業は変わりません。料金も変わりません
  • シートヒーター付きのシートも洗えます
  • 結果を分けるのは、色や穴ではなく、いまのシートの状態です
  • すでにひび割れ・剥がれ・変色があるシートは、清掃できますが悪化する可能性があります。当社では作業前にお伝えします
  • 白いシートの相談では、汚れ・色移り・変色の3つが混ざります。変色は清掃では戻りません
  • 自分で拭いて落ちなかったのは、情報です。表面には乗っていなかったということになります
  • 料金は車種の区分で決まり、素材では変わりません。交通費は込みです

依頼する前に、明るいところで座面の縁と角を見てください。指が引っかかるところがあれば、それを先に伝えていただくのが、いちばん確実です。

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