車内に虫が出たとき|アリ・ゴキブリ・シバンムシで変わるのは「餌が残っているか」です

車内で虫を見つけると、まず「駆除してもらえるのか」を考えます。

ところが、実際に相談をお受けしていると、虫の種類で結果が分かれているわけではありません。

分かれているのは、車内に餌が残っているかどうかです。

殺虫剤をまいて一時的に減ったのにまた出てくる、という状態は、ここで説明がつきます。虫そのものには効いていても、虫を呼んでいるものが車内に残っているからです。

この記事では、電話で実際に聞かれている3つの相談を出発点に、餌になっているものと溜まる場所、自分でできる範囲、そして清掃に頼んだときにできることとできないことを分けて書きます。

電話で実際に聞かれている3つ

当社の受付に届く虫の相談は、おおむね次の3つの形になります。原文は言い換えていますが、聞かれていることは変えていません。

1. 車内にアリがいる

「車内全体にアリが出ている。取り除いてもらえるか」という相談と、「少量のアリがいる。こういう清掃も受けてもらえるのか」という相談の両方があります。

数の多さが違うだけで、聞かれていることは同じです。アリを取り除く作業として頼めるのか、という点です。

2. ゴキブリの死骸を見つけた

「車の中でゴキブリの死骸を見つけてしまった。車内の虫の駆除を頼めるか」という相談です。

このケースは、見つけたのが死骸であるところが重要です。あとで書きますが、生きている個体を探す話と、残っているものを片付ける話は別になります。

3. シバンムシが湧いている

「数か月前から虫が大量に出て、調べたらシバンムシらしい。殺虫剤をまいて一時はよくなったが、また湧いてきている。運転席のあたりから出てくる感じがする。清掃で取れるか」という相談です。

3つのうち、いちばん状況がはっきりしているのがこの相談です。殺虫剤が効かなかったのではなく、効いたあとにまた出てきている、と言われています。

3つに共通しているのは、餌が車内にあることです

虫の種類が違っても、車内で起きていることは共通しています。

虫は、餌になるものがある場所に来ます。そして車内は、餌になるものが落ちたまま残りやすい場所です。

家の床にこぼしたお菓子は、その日のうちに掃除機で吸います。ところが車のシートの隙間に落ちたお菓子は、落ちたことに気づかないまま何か月も残ります。シートレールの下、シートの下、ドアポケットの底。どれも目が届きません。

つまり、虫が出たということは、「虫が入ってきた」だけではなく「入ってきた虫が居続けられる状態になっている」ということです。

逆に言えば、餌になるものを取り除けば、同じ状態は続きにくくなります。ここが清掃の役割です。

殺虫剤で一時的に減って、また出てくる理由

シバンムシの相談で言われていた「一時はよくなったが、また湧いてきた」は、よく起きます。

殺虫剤は、そのときに車内にいた個体に効きます。ただし、餌になっているものには何もしていません。

だから、

  1. 殺虫剤をまく
  2. 見える虫が減る
  3. 餌はそのまま残っている
  4. また出てくる

という順番になります。

ここで多いのが、効きが足りなかったと考えて、もっと強いものを探す動きです。ところが同じ場所に餌が残っていれば、同じことが起きます。

「殺虫剤で減ったのにまた出る」という状態は、餌が車内に残っていることのほうを先に疑う材料になります。

アリの場合に見る場所

アリは、甘いものと油に寄るとされています。車内で思い当たるのは、ジュース、スポーツドリンク、アイスの溶けたもの、お菓子のくず、こぼれたコーヒーの砂糖です。

こぼした記憶がなくても起きます。缶の飲み口のまわりに付いた分が、ドリンクホルダーの底に溜まっているだけで足ります。

見る場所は次のとおりです。

  • ドリンクホルダーの底(外せるものは外す)
  • ドアポケットの底
  • シートの座面と背もたれの境目
  • シートレールの溝
  • チャイルドシートの下と、その周辺
  • フロアマットの下

アリが列をつくって歩いているときは、その列が通っている先に餌があります。列そのものを拭き取っても、餌が残っていれば翌日また同じ場所を歩きます。

車外から入ってきている場合もあります。木の下や植え込みの横に長く停めている車では、窓やドアの隙間から入ることがあります。この場合は、車内の清掃だけでは収まらないことがあります。

ゴキブリの死骸を見つけた場合

死骸を見つけた相談で、先にお伝えしていることがあります。

死骸を片付けることと、生きている個体がいないことを確かめることは、別の作業です。

清掃でできるのは前者です。死骸と、まわりに落ちている汚れを取り除く。これは作業として行えます。

いっぽうで、車内のどこかに生きている個体が残っていないかどうかは、清掃の作業では確かめられません。「もういません」とお約束することはできません。

餌になるものを探す点は、アリと同じです。食べこぼし、ペットフード、ゴミ袋に入れたまま積んでいたもの。これらが残っていれば、片付けただけでは状態が戻ることがあります。

死骸を見つけたとき、その場でやっておくとよいことは1つだけです。手袋を使って取り除き、そのまま車外のゴミへ出してください。車内のゴミ袋に入れて積んだままにしないことです。

シバンムシの場合

シバンムシは、乾いた食品を餌にする虫として知られています。小麦粉や乾麺、乾燥させた食材、ペットフード、ドライフラワーなどが挙げられます。

車内で思い当たるのは、次のようなものです。

  • 置いたままにしたお菓子(袋のまま、箱のまま)
  • こぼれた菓子のくず、パンのくず
  • 車に積んでいるペットフード
  • 車内に飾っているドライフラワーや乾燥させた植物
  • 買い物のあと、車に置き忘れた乾物

「運転席のあたりから湧いている感じがする」という言い方は、運転席の下やシートレールの溝に、気づかないまま落ちたものがある可能性を示しています。

ただし、その車のどこに発生源があるかは、見ないと分かりません。この記事で「運転席の下にあります」と書くことはできません。現場で、落ちているものを探す作業になります。

探す順番としては、まず動かせるものを全部出すことです。フロアマット、シート下の荷物、トランクの中身、ドアポケットの中。出してから見ると、何が落ちていたのかが分かります。

車内で餌になっているもの

虫の種類にかかわらず、車内で餌になっているものはだいたい決まっています。

餌になるもの残りやすい場所
お菓子のくず、パンのくずシートの隙間、シートレール、マットの下
飲み物の糖分ドリンクホルダーの底、こぼした跡の繊維の中
食べ残し、持ち帰りの容器トランク、助手席の足元、ドアポケット
ペットフード、おやつ後部座席の足元、荷室
ペットの抜け毛やフケシートの溝、マットの裏
枯れた植物、乾燥した食材小物入れ、ドアポケット

飲み物の糖分は、拭いたつもりでも繊維の中に残ります。表面を拭いても、シートの内部に入った分はそのままです。こぼしたときに何が起きているかは、別の記事にまとめています。

→ 車のシートに飲み物をこぼしたときの対処法|拭いても臭いが残る理由

調味料をこぼした場合は、糖分と油とタンパク質が同時に残るので、さらに餌として残りやすくなります。

→ 車に調味料をこぼしたとき|飲み物より厄介になる3つの理由

虫と汚れが溜まる場所は、同じです

当社が車内清掃で手を入れている場所と、虫が見つかる場所は、ほとんど重なります。

シートレールの溝

座席を前後に動かすためのレールです。溝になっているので、落ちたものが下に溜まります。シートを動かすと、奥に入っていたものが出てきます。

シートの下

座ったままでは見えません。かがんで、懐中電灯で照らすと見えます。ここに落ちている食べこぼしは、何か月も残ります。

フロアマットの下

マットを外すと、下の床にくずが溜まっていることがあります。マットだけを洗っても、下に残っていれば同じ状態が続きます。

チャイルドシートの周辺

子どもが乗る車では、お菓子のくずがいちばん溜まる場所になります。チャイルドシートは外さないと下が見えません。

トランク、荷室の床

買い物のあとに落ちたもの、袋から漏れたものが残ります。スペアタイヤを入れている下の空間まで入ることがあります。

ドアポケットとドリンクホルダー

底に液体が溜まり、そのまま乾きます。外せるものは外して洗うのが早いです。

まず自分で確かめる4つの手順

清掃を頼むかどうかの前に、自分でできる確認があります。

  1. 動かせるものを全部出す。マット、荷物、チャイルドシート、トランクの中身
  2. シートを前後にいっぱいまで動かす。レールの溝と、その下が見えます
  3. 懐中電灯でシートの下を照らす。スマートフォンの明かりでも足ります
  4. 見つけたものを、袋に入れて車外に出す。車内のゴミ袋に入れたままにしない

この4つで、何が餌になっていたのかが見えることがあります。見えた場合は、そこを清掃すれば状態が変わる可能性があります。

何も見つからない場合は、外から入ってきているか、見えない場所にあるかのどちらかです。

自分でできる範囲

見つけたあとに、自分でできることを書きます。

やること

  • 掃除機で、隙間を優先して吸う。平らな面よりも、溝と境目です
  • マットは外して、別に洗う。外した下の床も吸います
  • ドリンクホルダーとドアポケットは、外せるなら外して洗います
  • こぼした跡が残っている場所は、固く絞った布で押し当てて拭き取ります
  • 食べ物を車内に置くのをやめます。ここがいちばん効きます

道具は、細いノズルが付く掃除機があれば足ります。選び方は別の記事に書いています。

→ 車内清掃の道具の選び方|最低限の5つと、掃除機がないときの代わり

やらないこと

  • 水を大量にかけて流す。車内は水が抜けません。湿気が残ってカビの原因になります
  • シートに洗剤を吹いて、そのままにする。洗剤が残ると、かえって汚れを集めます
  • 見える虫だけを取って終わりにする。餌が残っていれば戻ります

市販の殺虫剤やくん煙剤を車内で使うとき

使うかどうかはお客様の判断です。そのうえで、お伝えしていることが2つあります。

1つ目は、製品の説明書きのとおりに使うことです。車内で使えると書かれていない製品を、車内で使った結果については、当社では何も申し上げられません。内装や電装品への影響も、製品ごとに違います。

2つ目は、使ったあとに掃除機がけが要ることです。死骸とフンは車内に残ります。残ったまま乗っていると、それ自体が汚れになります。

これは、車内でダニ対策をしたあとに起きることと同じです。

→ 車内のダニ対策|夏の高温で退治できるか、清掃で減らせるか

自分でやっても減らなかったとき、それが何を意味するか

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

出せるものを全部出して、隙間まで吸って、食べ物を置くのをやめた。それでもまた出てくる。この場合、次の3つのどれかに当たっていることが多いです。

  1. 餌が、自分では届かない場所にある。シートの内部、レールの下、内装の裏側
  2. 車外から入ってきている。停めている場所の環境によります
  3. こぼした液体が、シートの繊維の内部に残っている。表面を拭いても出てきません

1つ目と3つ目は、清掃で状態が変わる可能性があります。シートを外して洗う、リンサークリーナーで内部から吸い出す、という作業が入ります。

2つ目は、清掃の話ではありません。停める場所を変える、窓やドアの隙間を見る、といった話になります。この場合に車内清掃を頼んでも、同じことが起きます。先に申し上げます。

清掃に頼んだとき、できることとできないこと

ここは、はっきり分けてお伝えしています。

できること虫が寄ってくる原因になっている食べこぼし・汚れを、車内清掃として取り除く
できること死骸やフンを含む汚れを取り除く
できないこと害虫駆除。当社は清掃業であり、駆除を目的とした作業は行っていません
できないことその後の防虫。薬剤をまいて寄りつかなくする作業は行っていません
お約束できないこと「いなくなります」。清掃後に出てこないことを保証することはできません

この線は、ご依頼の前にお伝えしています。作業のあとで申し上げることではないからです。

実際に、アリのご相談で伺った案件でも、お引き受けしたのは食べこぼしの清掃までで、駆除や殺虫は行っていません。その点をご了承いただいたうえでご依頼いただいています。

そのうえで、餌を断つという意味では、清掃にできることがあります。自分では届かない場所まで入れるからです。シートを外せば、レールの下と床が出ます。リンサークリーナーを使えば、繊維の内部に残った糖分を吸い出せます。

料金は、虫だから上がることはありません

虫のご相談で、特別な料金がかかるかを心配される方がいます。

汚れの種類で料金は変わりません。料金は車種の区分で決まります。

区分車内全体の清掃
軽自動車25,000円(税込)
普通車30,000円(税込)
大型車(4tまで)35,000円(税込)

区分は乗車定員で決まります。5人乗りまでが軽自動車・普通車、6人乗り以上が大型車です。5人乗りのSUV(ハリアー・RAV4・CX-5 など)は普通車です。ボディの大きさではなく座席の数で見ます。

必要な場合だけ、オプションが加わります。

オプション料金
シート脱着11,000円(税込)/脚
オゾン消臭12,000円(税込)
天井清掃10,000円(税込)

交通費は込みです。別に請求することはありません。

シート1脚だけの部分清掃は22,000円(税込)です。2脚以上になるなら、車内全体の清掃のほうが収まります。

料金の考え方は、別の記事にまとめています。

→ 車のシート清掃の料金の決まり方|自分で洗う場合との比べ方

作業の時間と、乗れるまでの時間

作業時間は約1〜3時間です。部分清掃なら約1時間、車内全体で約3時間を見ていただいています。

水を使って洗い、吸い出す作業なので、終わった時点でシートは湿っています。リンサークリーナーで脱水してからお返ししますが、乾燥に1日から必要です。

虫のご相談では、もう1つ関係することがあります。湿ったままの状態を長く置くと、別の問題が出ます。窓を開けておける環境があるなら、作業後に開けておいてください。

→ 車内清掃にかかる時間|作業は1〜3時間、乗れるまでは1日から

立ち会いは、最初と最後だけで構いません

作業中ずっとそばにいていただく必要はありません。最初と最後にお立ち会いいただければ十分です。

ご不在での作業もお受けしています。その場合は、鍵の受け渡し方法とお支払い方法を先に決めておきます。

虫のご相談では、最初に一緒に見ていただくことに意味があります。どこで見つけたのかを、作業前に共有できるからです。見つけた場所が分かっていると、探す順番が決まります。

依頼するときに伝えること

お電話で、次のことが分かっていると話が早く進みます。

  • 何の虫か(分からなければ「分からない」で構いません)
  • どこで見つけたか(運転席の下、トランク、など)
  • いつから出ているか
  • 数(数匹か、大量か)
  • 殺虫剤を使ったか。使ったなら、そのあとどうなったか
  • 車内に食べ物・ペットフード・植物を置いているか
  • 車種

殺虫剤を使ったかどうかは、必ずお伝えください。「まいたら一時的に減って、また出た」という情報は、餌が残っていることの手がかりになります。

写真があると早いものもあります。見つけた場所の全体、シートを動かしたあとのレールの溝、マットを外した下の床です。

依頼の前に、やっておいていただけると早いこと

作業の条件ではありません。やっておくと、当日に探す時間が短くなります。

  • 私物を車外に出しておく。積んだままだと、下を見られません
  • ゴミは先に捨てておく。袋に入れて車内に置いたままにしない
  • 食べ物・ペットフード・飲みかけの容器を出しておく
  • 見つけた場所を覚えておく、または写真に撮っておく

私物を出していただけない場合でも、作業はできます。そのときは、動かせる範囲で見ていきます。ただし、荷物の下に餌が残っていれば、そこは手が入りません。

逆に、片付けすぎなくても構いません。落ちているものは、こちらで吸います。出していただきたいのは、こちらで動かすと困るもの(貴重品、壊れやすいもの、仕事の荷物)です。

ペットを乗せている場合

ペットを乗せる車では、餌になるものが増えます。

ペットフードとおやつが車内にあること。抜け毛とフケが溜まること。どちらも、虫から見れば餌です。

車に積んだままのフードは、袋の口を閉じていても、こぼれた分が床に残っていることがあります。積むのをやめるのがいちばん早い対処です。

抜け毛の掃除は、別の記事に書いています。

→ 車のけもの臭の取り方|犬と猫で違う原因と、使ってはいけない洗剤

借りた車、中古で買った車で見つけた場合

自分が持ち込んだものではない場合があります。

中古で買った車で虫が出たときは、前の所有者の食べこぼしが残っている可能性があります。販売店の納車前清掃で、シートを外して奥まで入ることは多くありません。

借りた車で見つけた場合は、先に貸してくれた相手に伝えてください。自分で薬剤を使う前に伝えることです。内装に何かあったとき、話が複雑になります。

中古車の車内に何が残るかは、別の記事で扱っています。

→ 車内消臭のやり方|市販品4タイプの違いと、臭い別の選び方

ふだんの運用で効くこと

虫の相談で、いちばん効くのは清掃ではなく運用です。

  1. 車内で食べない。難しい場合は、こぼしたその日に吸う
  2. 食べ物を車内に置き忘れない。買い物の袋を一晩置かない
  3. ペットフードを車に積んだままにしない
  4. マットを外して、下を見る習慣をつける。月に1回で構いません
  5. 木の下や植え込みの横に長く停めるなら、窓を閉め切る

4つ目は、見つけるのが早くなります。虫は、増えてから気づくことが多いからです。

出やすい時期と、冬に見えなくなる理由

虫の相談は、季節で数が変わります。春から夏にかけて増え、秋に落ち、冬はほとんど来なくなります。

気温が上がると活動が増えるとされているので、出方としては自然な流れです。ただし、見えなくなったことと、原因が無くなったことは別です。

冬に見えなくなった車で、春に同じことが起きる。これは、餌になっているものが車内に残ったまま年を越した場合に起こります。シートレールの溝に落ちたお菓子のくずは、季節では無くなりません。

夏に車内が高温になる点も、期待しすぎないほうがよい部分です。温度で減ることはあっても、死骸とフンは車内に残ります。残ったものは、次の餌になることがあります。

つまり、季節で変わるのは「見えるかどうか」です。やることは変わりません。出ていない時期に、マットを外して下を見ておくほうが楽です。増えてから探すより、落ちているものが少ないうちに見つかります。

虫を見つけるのは、たいてい増えてからです。見つけた時点で「最近入ってきた」と考えると、探す場所を間違えます。何か月も前に落ちたものが、まだあると考えてください。

社用車や、何人かで使う車の場合

社用車、営業車、家族で共用している車では、相談の形が少し変わります。

誰が何をこぼしたのかが分からないからです。自分は車内で食べていないのに虫が出た、という相談はここから来ます。

この場合、車内を探す手順は同じです。マットを外し、シートを動かし、トランクを空にする。見つかったものが、誰のものかを突き止める必要はありません。取り除けば、餌としては同じです。

変えたほうが早いのは運用のほうです。「車内で食べない」を1人が守っても、他の人が食べていれば同じことが起きます。共用車では、使う人全員で決めておく話になります。

仕事で食品を運ぶ車は、こぼれたものが荷室の床に残りやすくなります。荷室のマットを外して、下を確認してください。積み荷の下は、ふだん見えません。

社用車のご相談では、見積書や請求書の形をご希望される場合があります。そちらも承っていますので、ご依頼のときにお伝えください。

クルピカ24の場合

当社は出張専門で、お客様のところへ伺って作業します。

虫のご相談について、当社がお答えしていることをまとめます。

ご質問お答え
虫が出た車の清掃を頼めるかお受けしています
駆除してもらえるか行っていません。当社は清掃業です
清掃すればいなくなるかお約束できません。できるのは、餌になっているものと汚れを取り除くことです
防虫の薬剤をまいてもらえるか行っていません
虫だと料金が上がるか上がりません(車種の区分で決まります)
死骸やフンの清掃は頼めるかお受けしています

この線を先にお伝えしたうえで、ご依頼いただくかを決めていただいています。

→ クルピカ24に相談する

よくある質問

Q. 車内の虫を駆除してもらえますか。

駆除は行っていません。当社は清掃業です。お受けしているのは、虫が寄ってくる原因になっている食べこぼしや汚れを取り除く清掃までです。「駆除します」と案内された場合は、その根拠を確認してください。

Q. 清掃すれば、虫はいなくなりますか。

いなくなるとはお約束できません。できるのは、餌を断つことと、死骸やフンを含む汚れを取り除くことです。餌が無くなれば同じ状態は続きにくくなりますが、保証はできません。

Q. 殺虫剤をまいたのに、また出てきます。

殺虫剤は、そのときにいた個体に効きます。餌になっているものには何もしていません。餌が車内に残っていないかを先に確かめてください。

Q. シバンムシが運転席のあたりから出てきます。

落ちた食べこぼしが、シートの下やレールの溝に残っている可能性があります。ただし、その車のどこに発生源があるかは、見ないと分かりません。まず動かせるものを全部出して、シートを前後に動かして確認してください。

Q. ゴキブリの死骸だけを片付けてもらえますか。

死骸と、そのまわりの汚れを取り除くことはできます。ただし、生きている個体が残っていないかを確かめる作業ではありません。そこは分けてお考えください。

Q. アリの行列ができています。どうすればいいですか。

列が通っている先に、餌になっているものがあります。列を拭き取るだけでは、同じ場所を歩きます。ドリンクホルダーの底、シートの隙間、マットの下を見てください。

Q. 虫がいると、料金は高くなりますか。

変わりません。汚れの種類で料金が変わることはありません。車種の区分で決まります。

Q. 自分で掃除機をかけるだけでは足りませんか。

足りることがあります。落ちているものが取れれば、それで状態が変わる場合があるからです。足りないのは、こぼした液体が繊維の内部に入っている場合と、シートを外さないと届かない場所に餌がある場合です。

Q. くん煙剤を車内で使っていいですか。

製品の説明書きに従ってください。車内で使えると書かれていない製品については、当社では何も申し上げられません。使ったあとは、死骸とフンが残るので掃除機がけが要ります。

Q. 虫がいた車に、子どもを乗せても大丈夫ですか。

衛生面の判断は、当社では申し上げられません。できるのは、餌になっているものと汚れを取り除くことです。気になる場合は、医療機関や保健所にお尋ねください。

Q. シートを外さないと取れませんか。

場所によります。レールの下や床の奥に入っている場合は、シートを外したほうが確実です。外す必要があるかは、見てから判断します。

Q. トランクだけの清掃でも頼めますか。

部分的な清掃もお受けしています。ただし、虫の相談では車内全体を見ることをおすすめしています。見つけた場所と、餌がある場所が違うことがあるからです。

Q. 作業の当日に乗れますか。

乗ること自体はできます。ただしシートは湿っています。乾燥には1日から必要です。翌日に使う予定があるなら、作業日を1日前に取っておくほうが確実です。

Q. ペットフードを車に積んでいます。やめたほうがいいですか。

積まないほうが早いです。袋の口を閉じていても、こぼれた分が床に残ります。

Q. 中古で買った車に虫がいました。販売店に言うべきですか。

伝えて構いません。納車前の清掃で、シートを外して奥まで入ることは多くありません。前の所有者の食べこぼしが残っている可能性があります。

Q. また出たら、もう一度頼めますか。

お受けしています。そのときは、前回との違いをお伝えください。同じ場所か、別の場所か。それだけで探す順番が変わります。

まとめ

  • 虫の種類ではなく、餌が車内に残っているかどうかで結果が分かれます
  • 殺虫剤で減ってまた出るのは、餌が残っているときに起きます
  • 餌になるのは、お菓子のくず、飲み物の糖分、食べ残し、ペットフード、乾いた食材です
  • 溜まる場所は、シートレールの溝、シートの下、マットの下、チャイルドシートの周辺、トランクです
  • まず動かせるものを全部出して、シートを前後に動かして確認してください
  • 当社がお受けしているのは清掃です。駆除と防虫は行わず、「いなくなります」とはお約束しません
  • 料金は車種の区分で決まり、虫だからという加算はありません

虫が出ている状態は、見つけたときには増えています。見える虫を減らすことよりも、餌を断つほうが先です。

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